各行を中央揃えにする
左揃えの文字列を、中央揃えに変えてみましょう。整形例を次に示します。
【整形前】
【整形後】
まず、改行を選択してクリップボードにコピーしておきます。そして、次の一連の操作を、キーボードマクロとして記録します。
1.空行を挿入
[Ctrl]+[V]、[↑] |
2.右揃えしたい位置まで、本文中で使われていない文字を繰り返し入力(ここでは「#」)
[#]×n |
3.「#」で埋めた行の先頭から文字列の長さ分を選択
[↓]、[End]、[↑]、 [Shift]+[Home] |
4.選択範囲を削除
[Space]、[Back Space] |
5.行を連結
[End]、[Delete] |
6.次の行の先頭へ移動
[End]、[→] |
このキーボードマクロを繰り返し再生すると、各行が右揃えになります。そして、ここがポイントですが、「##」を「#」に全置換し、続いて「#」を空白に全置換します。これで、各行が「中央揃え」になります。
本キーボードマクロ実行の様子を、動画で示します。
おわりに
「パディング用の長い文字列を作り、整形対象の文字数分カットし、連結する」、これが基本です。ほかにも、「foo = 123;」といった代入文の等号を揃えたり、CSVファイルのカンマの位置を揃えたりと、さまざまな場面で役立ちますので、試してみてください。