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C#プログラマのためのF#入門

F#によるアクティブケースを用いた外部DSLの変換

C#プログラマのためのF#入門(8)

 実はパーシャルアクティブパターンはパターンマッチ用の入力データの他に、式をカスタマイズするための引数も受け取るようにすることが可能です。このようなアクティブパターンをパラメタライズドアクティブパターンと呼びます。

[構文]パラメタライズドアクティブパターン
--------------------------------------------
let (|アクティブパターン識別子|_|) [ 式カスタマイズ用引数 ] [ 入力データ用引数 ] = 式
--------------------------------------------
これを用いて、文字列検索を行ってみます。
[リスト4]パラメタライズドアクティブパターン
//アクティブパターン
let (|Contain|_|) (l : string) (n : string)  =
    if (n.Contains(l)) then Some(true) 
    else None
//パターンマッチ
let testContain x y =  //※1
    match x with
    | Contain y true -> printfn "%s contains %s" x y //※2
    | _ -> printfn "Substring not found"

testContain "Testest" "test" ;; ※3

 ▼

Testest contains test

val ( |Contain|_| ) : string -> string -> bool option
val testContain : string -> string -> unit

 testContai(n※1)は1つ目の引数として入力データを受け取り、2つ目の引数として、アクティブパターンで式をカスタマイズするために使用する値を受け取ります。アクティブパターンContainは1つ目の引数として式をカスタマイズするための値lを受け取り、2つ目の引数nは入力データとなります。nがlを含むとき、入力データはContainに分類され、trueを戻します。

 パターンマッチでパターンの後ろに引数を記述する際(※2)には、1番最後がアクティブパターンからの戻り値用変数を記述します。

 ※3にて、testContainに渡された1つ目の引数”Testest”は入力データとなり、2つ目の引数”test”はアクティブパターンにて式をカスタマイズするために使われます。

まとめ

 今回は、アクティブパターンを利用する方法について学びました。次回は言語指向プログラミングのcomputation representationについて解説します。

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 星山 仁美(ホシヤマ ヒトミ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

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