Amazonは8月17日(現地時間)、Amazon BedrockにおいてOpenAI GPT-5.6モデル(Sol、Terra、Luna)のサポート拡張を発表した。これにより、bedrock-runtimeエンドポイント上でResponses API、Converse API、Chat Completions APIが利用可能となった。
また、クロスリージョン推論のサポートも追加された。クロスリージョン推論では、ユーザーが複数のAWSリージョン間のキャパシティを個別管理する必要がなくなり、推論リクエストは自動的に複数リージョンへルーティングされる。これにより、需要増加時でもスループットが高まり、運用負担が軽減される。
クロスリージョン推論は「Global」と「Geo」に分かれている。Geoクロスリージョン推論では、事前定義された地理的範囲内でリクエストが処理される仕組みで、今回新たに米国Geo(US CRIS)が加わった。これにより、データ処理を指定地域内で維持しながらスケールが可能となる。一方、Globalクロスリージョン推論は、利用可能な商用AWSリージョン全体でリクエストを処理し、Bedrockのキャパシティを最大限広域で利用できる。特にトークンあたりの料金はGlobal推論が最も低く設定されており、コスト削減につながる。
APIの拡張により、OpenAIネイティブAPIもbedrock-runtime上で利用可能となり、既存アカウントの制御設定も維持される。モデル利用状況はBedrockの呼び出しログに記録され、Amazon S3やAmazon CloudWatch Logsへの配信も可能である。また、CloudWatchメトリクスやAWS Cost Explorer、Cost and Usage Reportを用いて詳細な利用分析やコスト管理ができる。
OpenAIモデル向けクロスリージョン推論は、BedrockでOpenAIモデルが提供されている全AWSリージョンで利用できる。利用開始時はユーザーガイドのモデルカード参照が推奨される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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