Fedoraプロジェクトは、Red Hat新版のリリースにともない、24日(現地時間)に最新版「Fedora 15」をリリースした。
Fedora 15における最大の変更点は、デスクトップ環境に「GNOME 3」を採用したこと。GNOME 3は、GNOME Shellを新たに導入したことで、これまでのバージョンからユーザーインターフェースを変更している。また、NVidiaやAMDのグラフィックチップである、3Dアクセラレーションにも対応した。
オフィスアプリケーションは、OpenOffice.orgからフォークしたLibre Officeに変更。そのほか、GCC 4.6.0、Python 3.2/2.7、Rails 3.0.3、OCaml 3.12などが採用されている。また、Javaの開発環境としてIcedTea6 1.10が導入され、C# 4.1と互換性のあるMono 2.8.1も利用できる。
【関連リンク】
・Fedora Project
・「Fedora 15」リリースノート(英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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