段階1までのサンプル実行
プロジェクト作成直後でも、環境によってはSharePointへの配置や実行時にエラーになる場合があるので、まずはこの状態で、SharePoint上で動かしてみましょう。
デバック開始を実行します。ビルドが成功すると配置プロセスが開始され、しばらくするとSharePointサイトが起動します。
Visual Studio 2010で作成したビジネスデータ接続モデルを、SharePoint Server 2010ではなく、無償版のSharePoint Foundation 2010に配置しようとするとエラーが生じる場合があります。
この場合、パッケージを正しくインポートできるようにするため、フィーチャーイベントレシーバーを作成する必要があります。
詳細については、MSDN Blogsの『Deploy a BDC Model project to SharePoint Foundation 2010 using Visual Studio 2010(英文)』の記事を参照してください。
外部リストを作成します。リストの作成ウィンドウで、[外部リスト]を選択し、[作成]ボタンをクリックします(図7)。
次に表示された外部リストの画面で、[名前]に任意のリスト名を入力し、[外部コンテンツタイプの種類]には、先ほど作成した[BdcModelProjectSample.BdcModel1.Entity1(BdcModel1)]を指定します。一番右側のアイコンをクリックすることにより、ダイアログボックスから指定できます。最後に[作成]ボタンをクリックします(図8)。
作成した外部リストを表示してみます。ダミーデータが正しく表示されていることが分かります(図9)。このリストでは、アイテムのリスト表示と個別表示は行えますが、新しいアイテムの作成やアイテムの編集・削除は行えません。これは、先ほどの外部コンテンツタイプではReadListメソッドとReadItemメソッドしか定義していないためです。
無事動作していることを確認できましたので、SharePointサイトを終了します。
「Business Data Connectivity により、アクセスが拒否されました。」とエラーメッセージが表示されて、外部リストが正しく表示されない場合、権限の設定に問題がある場合があります。
この場合、Windowsのスタートメニューから[すべてのプログラム]-[Microsoft SharePoint 2010 Products]-[SharePoint 2010 サーバーの全体管理]をクリックし、SharePoint 2010サーバーの全体管理を実行します。そして、[アプリケーション構成の管理]セクションの[サービスアプリケーションの管理]をクリックし、さらに[Business Data Connectivity Service]をクリックします。すると、画面上に外部コンテンツタイプの一覧が表示されますので、該当する外部コンテンツタイプに対して[オブジェクトの権限の設定]により、アクセス許可を正しく設定してください(図10)。




