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Visual Studio 2010によるSharePoint 2010開発の基本

Business Connectivity Services(BCS)を使用したSQL Azureとの連携

Visual Studio 2010によるSharePoint 2010開発の基本(5)

[5]モデルの識別子を変更する

 手順[3]のプロパティの変更に合わせる形で、ItemEntityモデルの識別子も変更します。

 [Identifier1]をクリックし、プロパティウィンドウの[名前]の部分を[ItemID]に変更します。そして、[型の名前]を[System.String]から[Int32]に変更します(図13)。

図13 モデルの識別子を変更
図13 モデルの識別子を変更

[6]モデルのメソッドのパラメーターを変更する

 ItemEntityメタデータモデルのメソッドのパラメーターを、手順[3]で変更したエンティティクラスのプロパティ定義に合わせる形で変更します。[BDCメソッドの詳細]ウィンドウを使用して、モデルのメソッド定義を参照・変更することができます。

 まず、ReadItemメソッドのidパラメーターを変更します。

 [BDCメソッドの詳細]ウィンドウで、[メソッド]-[ReadItem]-[パラメーター]-[id]の行にある[型記述子]列の[Identifier1]をクリックし、プロパティウィンドウで[名前]を[Identifier1]から[ItemID]に、[型の名前]を[System.String]から[Int32]に変更します(図14)。

図14 モデルのReadItemメソッドのidパラメーターを変更
図14 モデルのReadItemメソッドのidパラメーターを変更

 次に、ReadItemメソッドの返り値となる、returnParameterパラメーターを変更します。そのためには、BDCエクスプローラーを使用します。BDCエクスプローラーにより、外部コンテンツタイプのメタデータ定義を階層化して表示することができます。

 BDCエクスプローラーで、[モデル]-[BdcModel1]-[BdcModel1]-[ItemEntity]-[ReadItem]-[returnParameter]-[Entity1]を展開します。[Identifier1]をクリックし、プロパティウィンドウで[名前]を[Identifier1]から[ItemID]に、[型の名前]を[System.String]から[Int32]に変更します(図15)。

図15 モデルのReadItemメソッドのreturnParameterパラメーターを変更
図15 モデルのReadItemメソッドのreturnParameterパラメーターを変更

 同様に、BDCエクスプローラーで、展開された[Entity1]内の[Message]をクリックし、プロパティウィンドウで[名前]を[Message]から[ItemName]にします。[型の名前]は[System.String]のままにします。

 次に、BDCエクスプローラーで、展開された[Entity1]を右クリックし、[型記述子の追加]をクリックします。作成された[TypeDescriptor]をクリックし、プロパティウィンドウで[名前]を[Price]、[型の名前]を[Int32]に変更します。

 同様に、さらに型記述子を追加し、プロパティウィンドウで[名前]を[Description]に変更します。[型の名前]は[System.String]のままにします。

 この時点での、BDCエクスプローラーの表示は、図16のようになります。

図16 モデルのReadItemメソッドのreturnParameterパラメーターの状態
図16 モデルのReadItemメソッドのreturnParameterパラメーターの状態

 次に、ReadListメソッドの返り値となる、returnParameterパラメーターを変更します。

 ReadItemメソッドのreturnParameterパラメーターを変更したのと同様の手順で、BDCエクスプローラーの[モデル]-[BdcModel1]-[BdcModel1]-[ItemEntity]-[ReadList]-[returnParameter]-[Entity1List]-[Entity1]に、[ItemID]、[ItemName]、[Price]、[Description]の4つのパラメータを変更・追加します(図17)。

図17 モデルのReadListメソッドのreturnParameterパラメーターの状態
図17 モデルのReadListメソッドのreturnParameterパラメーターの状態

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 広瀬 嘉久(株式会社ジェイテックジャパン)(ヒロセ ヨシヒサ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

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