プランニングとデリバリー
プランニング
ある程度ユーザーストーリーマップが完成したら、機能をどのタイミングでリリースするかリリース計画を立てます。ユーザーストーリーマップ上でのタスクを優先順位の順番に並べておくと、マップを横にスライスすることでリリースごとに含まれるタスクをまとめることができます。
優先順位の付け方はビジネス戦略、例えばターゲットとするユーザーの優先順位に基づいて決めます。最初からフル機能を実装してリリースするには時間も足りず、本当にすべての機能が必要なのかその時点では明確になっていません。そこで、最も優先するべきユーザーに必要な機能をMVP(Minimal Viable Product:製品としての価値を持った最小限の製造可能な製品)としてリリースし、その後の状況を見ながら、MMF(Minimal Marketable Feature:市場を拡大するための最小限の機能)ごとに追加機能をリリースしていく方法が良いとされていました。
こうしてプロダクトの機能の洗い出しとその優先順位付けができたところで、当面のプロダクトバックログがまとまりました。
プロダクトの発見にはどのくらいの時間をかけるのでしょうか。ジェフからは、1週間でプロダクト発見からプランニングをするスケジュールが提示されました。この中で開発チームの1か月分の作業に必要なバックログを作るとのことです。
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月曜日
- キックオフとゴール決め
- ユーザープロファイリングとペルソナ作成
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火曜日
- ユーザーストーリーマップ作成とその深掘り
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水曜日
- ユーザーインタビュー
- 技術的なアーキテクチャ検討
- ユーザーストーリーマップをさらに深掘り
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木曜日
- UIスケッチ、UIストーリーボード作成
- 技術調査
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金曜日
- 見積りとプランニング
- 関係者への説明、デモ
スプリントのワークショップ
プロダクトバックログができたら、いよいよ開発チームの出番です。
受講者にプロダクトオーナー役、デザイナー役、プログラマー役、スクラムマスター役などを割り振って、映画情報アプリを題材にプランニングとスプリントのワークを行いました。プロダクトオーナーシップチームが決めたリリース計画をもとに2回スプリントを回し、アプリのペーパープロトを作成するのが目標です。
筆者のチームでは、最初のスプリントがどういう作り方をするか話し合うだけで終わってしまうという失敗をしてしまい、ジェフから注意を受けました。考えているだけではプロダクトはできあがりません。他のチームではホワイトボードなどを利用して、実際に手を動かしながら作業を進めていました。
