IDCフロンティアは、セルフポータル型のクラウドサービス「IDCフロンティア クラウドサービス セルフタイプ」(以下、IDCFクラウド セルフタイプ)の運用・監視ツールである「セルフモニタリング」の機能を強化し、28日から提供を開始した。
IDCフロンティア クラウドサービスは、「世界標準クラウド」「多様なバリエーション」「日本品質の信頼性」をコンセプトに、ITリソースを構築・管理できるIaaS型のパブリッククラウドサービス。2009年6月から国内データセンターでのサービスを開始した。専任担当による運用サポートを提供するマネージド型と、クラウド基盤に「CloudStack」を採用し、利用者は必要なときに必要なだけWeb経由でITリソースを構築・管理可能なセルフポータル型サービスを利用できる。
IDCFクラウド セルフタイプは、Web上のダッシュボードで仮想マシンの状態やアラートをグラフィカルに表示することができ、アラート通知などが可能な「セルフモニタリング」機能を、無償で提供している。
今回、ユーザーからの改善要望に応え、モニタリング間隔を5分に短縮し、直近のデータを即座に表示できるようにした。また、仮想マシンへの個別名設定とグループ化や、展開・縮小表示への対応によって視認性を向上している。さらに、マウスオーバーによるステータス表示や、操作ステップ数の削減などのユーザーインターフェース改善を実施するとともに、Windowsサーバのリソース監視機能を追加した。
今後はプラグインの提供による監視のカスタマイズや、グループ単位のマシン設定といった機能拡張を予定している。
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