アシアルは、モバイルアプリ開発プラットフォーム「Monaca」に、デバッグをより効率的に行うための新機能「インスペクター機能」を24日に追加した。
「Monaca」は、iPhone、iPad、Android搭載スマートフォンやタブレット端末に対応した、ネイティブアプリの開発環境を提供するクラウドサービスで、一度に複数のプラットフォームに対応するネイティブアプリを開発できる。
また、ブラウザベースの「Monaca IDE」を使用することによって、プログラムコードの作成やデバッグ、アプリ配布が可能となっている。なお、現時点ではβ版として公開しており、無料で使える。
従来、「Monaca」を使用したアプリ開発では、デバッグの際にプログラムの状態を知ることが困難であった。今回、新たに搭載した「インスペクター機能」では、デバッグの際にHTMLやCSSをリアルタイムで解析・編集できるようになり、アプリ開発のさらなる効率化を実現している。
さらに、アドビシステムズのモバイルアプリ開発フレームワークの最新版「PhoneGap 2.0」に対応しており、より多くのネイティブ機能の利用が可能になった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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