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AWS、最新のAmazon EC2インスタンスファミリー「ハイストレージインスタンス」を発表

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 アマゾン ウェブ サービス(AWS)は、米国シアトル時間の21日、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)の9番目にあるインスタンスファミリーとして、ハイストレージインスタンスを新たに発表した。

 ハイストレージインスタンスでは、35 EC2 Compute Units(ECUs)のコンピュート性能、117GiBのRAM、および、最大秒間2.4GBのI/O性能を出せる24個のハードディスクドライブで構成された48TBのインスタンスストレージを提供。インスタンスごとに大容量のダイレクトアタッチトストレージを持ち、AWSクラウドで稼働するHadoopワークロード、ログ処理やデータウェアハウジングのようなデータ集中型のアプリケーション、大量のデータセットの処理と分析するための並列ファイルシステムに最適なインスタンスとなっている。

 ハイストレージインスタンスは、最も要求が厳しいアプリケーションの性能と効率性を高めるように設計され、ペタバイト級のデータウェアハウシングサービスであるAmazon Redshiftを支えている。そのため、大容量データ処理用にAmazon Elastic MapReduce(Amazon EMR)の利用するユーザーには注目すべき点が多い。

 さらにMapRのM3とM5のHadoopディストリビューションは高可用性、データスナップショット、アベイラビリティゾーン間のミラーリング、NFSマウントなど、エンタープライズレベルのHadoop特性を提供する。しかも、Amazon EMR上のデータセット分析にかかるコストを大幅に下げることも可能。

 ハイストレージインスタンスの利用は、AWS Management Console、Amazon EC2およびAmazon EMRの コマンドラインインターフェース、AWS SDK、そしてサードパーティのライブラリの利用によって可能。現在は米国東部(北バージニア)リージョンのみだが、今後数か月の間に他のAWSリージョンでも利用できる予定。また、オンデマンドまたはリザーブドインスタンスでも利用可能になっている。

【関連リンク】
Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)
アマゾン ウェブ サービス

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