Cloudn PaaSの4つの特徴とロードマップ
続けて野上俊介氏が登壇。Cloudn PaaSの特徴と今後のロードマップを紹介した。特徴は大きく分けて4つ。「OSSの積極採用」「ベンダロックインからの解放」「低コスト」「各種Cloudnサービスとの連携」になる。

OSSの積極採用だが、そこで得られた特徴としてマルチ言語、マルチサービスに対応している。
また川口氏から紹介されたように、NTTコミュニケーションズはCloudFoundry Coreに加入した。これは参加条件として、Java、node.js、Rubyの指定バージョン、データベースの指定バージョンに対応することが強く推奨されている。このためCloudFoundry Coreに参入しているプロバイダ間は非常に容易に移行が行うことができる。加えてプロバイダ独自の対応も可能で、例えばCloudn PaaSは、Rubyの1.9.3等に上位互換で対応している。
次に低コスト。Cloudn PaaSは、業界最安値水準をめざす。料金プランはメモリサイズ別の従量課金で、128MBから8GBの7プランが用意されている。さらにキャップ制を導入し、概算で完全従量制と比較して、約3分の2の金額で使うことが可能になっている。
次のCloudnサービスとの連携は、以下の図を参照してほしい。

今後の展開だが、現在、一部パイロットユーザに提供中Cloudnサービスとの連携を2013年3月末に一般向けとして提供開始する予定だ。また、同時期にオートスケール、マルチ・アベイラビリティ・ゾーン、海外を含むRegionの追加、監視項目の強化等、新機能も提供開始する。
最後に野上氏は「今後も多くの機能を実装していく」と宣言し、セッションを閉じた。
NTTコミュニケーションズ株式会社
クラウドサービス部 ホスティング&プラットフォームサービス部門
Email: cloudnpaas-marketing-cl@ntt.com
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