日本マイクロソフトは、OSにWindows RTを採用したタブレットPC「Surface RT」を、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、およびそれぞれのグループ会社、オンラインストア「Microsoft Online」にて、15日に発売する。
「Surface RT」は、OSにWindows RTを採用し、タブレットの基本性能に加えて、キーボードによる文字入力に対応し、「Office 2013 RT」(Word、Excel、PowerPoint、OneNote)を標準で搭載している。
本体の材質には、薄さと堅牢さを兼ね備え、アルミニウムの約1/3の質量の超軽量マグネシウム合金を使用する。本体に搭載したキックスタンドを立てれば、しっかりと自立できる。なお、本体の前面と背面のWebカメラは、キックスタンドを立てた時に最適な22°の角度になるよう調整されている。
カバーは、超薄型3mmの感圧式キーボードを備えたタッチカバーと、厚さ6mmでしっかりとした打鍵感のあるキーボードを備えたタイプカバーの2種類を用意する。どちらも、画面を保護しつつキーボード機能を搭載し、カバーをたたむと自動的に文字入力を無効にできる。カラーは、タッチカバーがブラック、ホワイト、シアンブルーの3色、タイプカバーはブラックの1色。
ディスプレイは、縦横比率が16:9の10.6インチワイド液晶(解像度1366×768)で、高強度のGorillaガラスを採用しているので、擦傷や落下、衝撃から画面を保護する。また、本体前面と背面のWebカメラには、マイクロソフトの「HD720p LifeCamカメラ」を採用し、前面・背面どちらもハイビジョン画質での撮影に対応している。
CPUはクアッドコアのNVIDIA Tegra 3、メモリ2GBを搭載する。インターフェースは、USB2.0×1基、microSDXCカードスロット、HDビデオ出力を備えている。通信機能は、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LANと、Bluetooth 4.0に対応する。
バッテリ駆動時間は約8時間。サイズは幅275×高さ9×奥行き172mmで、重さは約675g。
価格は、32GBモデルが49800円、64GBモデルが57800円。32GBモデルとタッチカバーのセットは57800円、64GBモデルとタッチカバーのセットは65800円。タッチカバーは9980円、タイプカバーは10980円。なお、タイプカバーは近日発売予定。
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