SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

Google、Android用の統合開発環境「Android Studio」を発表

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米Googleは、サンフランシスコで15日(現地時間)から3日間開催する開発者向けイベント「Google I/O 2013」において、Android向けの統合開発環境「Android Studio」を発表した。「Android Studio」はオープンソースで開発されており、現在はWindows/Mac/Linuxに対応するアーリーアクセスプレビュー版が、無料でダウンロードできる。

 「Android Studio」は、「Gradle」ベースのビルドシステムを使用しており、プロジェクトをIDE内でCIサーバ上と同じようにビルドできる。ワークフロー全般において、複雑なビルド設定の容易な管理を可能にしている。

 また、「IntelliJ IDEA」ベースで、高度なコードリファクタリングや静的コード解析機能を備えた、パワフルなコードエディタを搭載する。インラインリソース検索などの優れた編集機能によって、コードを読みやすくするとともに、高度なコードリファクタリング機能によって、プロジェクト全体にわたって迅速かつ安全にコードのリファクタリングを行える。

 静的コード解析機能は、「IntelliJ IDEA」のコード解析に独自の解析結果を追加したもので、コードを分析して潜在的なエラーを発見してくれる。

 今回のリリースでは、異なるファームファクタやロケール、OSバージョンの異なるデバイスでのレイアウトのプレビューに対応している。また、XML編集による複数の設定をプレビューできる。

 ほかにも、IDEからGoogleの各種サービスへのアクセスを容易にする第一歩として、「Google Cloud Messaging(GCM)」のようなクラウドベースのバックエンドを、IDEから直接アプリに組み込めるようにした。

 さらに、アプリのローカライズに役立つ、「ADT Translation Manager Plugin」が追加されており、プラグイン経由で文字列を「Google Playデベロッパーコンソール」にエキスポートして翻訳を行い、その結果をプロジェクトにインポートできる。


【関連リンク】
グーグル
「Google I/O」(英語)
「Android Studio」(英語)

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/7148 2013/05/17 15:09

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング