アトラシアンは、プロジェクト管理および課題管理ソフトの最新版である「JIRA 6」を、22日(現地時間)にリリースした。ファイアウォールの内側でインストール可能なダウンロード版は、10ユーザーあたり10ドル~。オンデマンド版は、10ユーザーが月額10ドル~。
「JIRA 6」は、見やすさと操作性向上を目的にUIの再設計を行い、課題リストの作成や編集、適用をより効率的かつ容易に実行できる。ユーザーエクスペリエンス向上のために、ソーシャル・チームコラボレーションプラットフォーム「Confluence」や、Gitベースのコード・リポジトリ管理システム「Stash」など、同社の製品群で採用してきた、直感的でデザイン指向のアプローチを採用している。
ナビゲーションや編集機能も強化しており、汎用的なプロセスによって迅速に操作できる。新しい詳細ビュー画面では、ウィンドウを分割して課題ページを何度も表示せずに編集が可能で、新しいナビゲーションバーではチームにとって重要な課題やアプリケーションへの、迅速なアクセスを実現している。
また、課題リストにおけるトリアージング、スプリント計画の作成、基本タスクの管理などにおいては、すべての重要事項の詳細内容やその情報の閲覧が可能なモードで動作するよう設定できる。
「スクラム」や「カンバン」など、アジャイルソフトウェア開発手法を取り込んだ開発チームを、数クリックで立ち上げ可能で、「Atlassian Marketplace」では業界や開発アプローチごとに最適化し、ベストプラクティスを反映した20超の設定済みワークフローを提供している。
重要な情報やアクティビティに、場所を問わずアクセスできるので、外出が多いユーザーでも簡便にコメントを付けたり、課題の優先順位付けや割り当てが可能。@メンションを使って、チームメンバーとの議論やすべてのコメントスレッドにもアクセスできる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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