SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

クライアントサイドWebアプリケーションフレームワーク「Ember.js 1.0」正式リリース

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Ember.js開発チームは、JavaScriptによるオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ember.js 1.0」を、8月31日(現地時間)にリリースした。

 「Ember.js」は、MVC(Model View Controller)アーキテクチャを採用し、スケーラブルなSingle Page Application(SPA)を開発できる。

 ユーザーインターフェースを記述するTemplate、再利用可能なパーツComponent、永続化データを格納するオブジェクトModel、TemplateとModelの連携を担当するController、リクエストされたURLをTemplateやModel、Controllerに変換するRouter、表示するModelをTemplateに指示するRouteで構成される。なお、TemplateはHandlebarsという言語で記述し、表示対象の更新にあわせた自動書き換えに対応する。

 もともとは、「SproutCore」という名称で開発が行われていたが、同名のウィジェットライブラリとの混乱を避けるため、2011年に名称を「Ember.js」を変更している。

 また、「Ember.js 1.0」のリリースにあわせて、最新のデータレイヤー「Ember Data 1.0 Beta」もリリースされた。「Ember Data」は柔軟なコードベースで、ストリーミング処理やJSONのカスタマイズが可能で、簡単な編集を実現する。現状では非同期処理に対応していないが、「Ember.js」が非同期処理に対応した段階での実装を予定している。


【関連リンク】
Ember.js(英語)

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/7363 2013/09/02 12:05

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング