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クライアントサイドWebアプリケーションフレームワーク「Ember.js 1.0」正式リリース

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 Ember.js開発チームは、JavaScriptによるオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ember.js 1.0」を、8月31日(現地時間)にリリースした。

 「Ember.js」は、MVC(Model View Controller)アーキテクチャを採用し、スケーラブルなSingle Page Application(SPA)を開発できる。

 ユーザーインターフェースを記述するTemplate、再利用可能なパーツComponent、永続化データを格納するオブジェクトModel、TemplateとModelの連携を担当するController、リクエストされたURLをTemplateやModel、Controllerに変換するRouter、表示するModelをTemplateに指示するRouteで構成される。なお、TemplateはHandlebarsという言語で記述し、表示対象の更新にあわせた自動書き換えに対応する。

 もともとは、「SproutCore」という名称で開発が行われていたが、同名のウィジェットライブラリとの混乱を避けるため、2011年に名称を「Ember.js」を変更している。

 また、「Ember.js 1.0」のリリースにあわせて、最新のデータレイヤー「Ember Data 1.0 Beta」もリリースされた。「Ember Data」は柔軟なコードベースで、ストリーミング処理やJSONのカスタマイズが可能で、簡単な編集を実現する。現状では非同期処理に対応していないが、「Ember.js」が非同期処理に対応した段階での実装を予定している。


【関連リンク】
Ember.js(英語)

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https://codezine.jp/article/detail/7363 2013/09/02 12:05

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