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災害によるITインフラへの影響と情報発信の在り方

災害コミュニケーション ITだからできるコト(4)

災害によるITインフラへの影響と情報発信の在り方(4)

 特に役に立ったのは、通行実績から利用可能なガソリンスタンドを推定することでした(図4)。土地勘も被害状況も分からない作業担当者にとって、ガソリン調達は重要な問題だったからです。

図4.通行実績とガソリンスタンドの推定
図4.通行実績とガソリンスタンドの推定

 データ粒度が詳細であればあるだけ、ガソリン調達にかかる時間や労力の短縮につながり、結果的に災害復旧活動を早めることができます(図5)。

図5.より詳細な通行実績とガソリンスタンド推定
図5.より詳細な通行実績とガソリンスタンド推定

 私も災害発生から1か月以内に行われたイベントで福島県会津若松市を訪れることになるのですが、連続的に続く余震や路面の損傷のため、移動の中断を余儀なくされることが多くありました(図6)。

図6.余震による路面損傷と余震による交通規制の様子
図6.余震による路面損傷と余震による交通規制の様子

 また当時は、福島第一原子力発電所による原子力災害による風評被害が懸念される時期でしたが、会津若松市内は平穏そのものだったことも印象的でした。その際に全天周撮影したものを皆様にも共有いたします(図7)。

図7.2011年4月 福島県会津若松市鶴ヶ城公園のさくら祭りの様子
図7.2011年4月 福島県会津若松市鶴ヶ城公園のさくら祭りの様子

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原子力災害という影響

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この記事の著者

松本 直人(マツモト ナオト)

1996年より特別第二種通信事業者のエンジニアとしてインターネット網整備に従事。その後システム・コンサルタント,ビジネス・コンサルタントを経て2010年より,さくらインターネット株式会社 / さくらインターネット 研究所 上級研究員。(2016年より一時退任)研究テーマはネットワーク仮想化など。3~5年先に必要とされる技術研究に取り組み、世の中に情報共有することを活動基本としている。著書: 『モノのインターネットのコトハジメ』,『角川インターネット講座 ~ビッグデータを開拓せよ~』など多数。情報処理学会 インターネットと運用技術研究会 幹事

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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