グレープシティは、さまざまな業種・業務に応じて柔軟にレイアウトや表示項目をデザイン可能な、カレンダー開発に特化したグリッドコンポーネント「CalendarGrid for Windows Forms 1.0J」を、6月25日に発売する。1開発ライセンス価格は、税別で120000円。なお、開発したアプリケーションは無料で配布できる。
「CalendarGrid for Windows Forms 1.0J」は、「SPREAD」や「FlexGrid」といった業務アプリケーション開発用グリッド製品に寄せられた、カレンダー開発に対する要望を参考に製品化したカレンダー専用グリッドコンポーネント。Excel感覚で操作可能な専用デザイナを搭載し、さまざまな業務要件に応じたカレンダーの開発に対応している。
カレンダーの作成は、「カレンダー表示形式の選択」「1日分のレイアウト作成」の2ステップで、1日のレイアウトをテンプレートとして、日付単位での繰り返し表示によって、グリッド上に日付を設定したようなカレンダーを作成する。
カレンダーの表示形式は、「月スタイル」「週スタイル」「複数列スタイル」「リストビュースタイル」の4種類から選択できる。1日の表示内容は、行列の追加や削除、セルの結合、背景色/フォントの設定などをExcel感覚で操作可能な専用デザイナを使って作成する。
カレンダーの表示形式と、1日のレイアウトを組み合わせて、業務画面の要件に応じた、柔軟なカレンダーの作成が可能で、グリッド上に日付を表示してカレンダーを表現するので、カレンダー内で1日の情報として扱うデータを、目的に合わせて自由に設定でき、勤怠管理や工程管理画面から、月間メニュー表、各種予約表など、さまざまなカレンダーが作れる。
なお、月ごとや閏年による1か月の日数の違いや、曜日などの管理は、コントロール側で処理し、日本固有の和暦や六曜にも対応する。また、テキストボックスやボタン、チェックボックスなどを、セル型のプロパティ設定で配置でき、複数セルにまたがったガントチャートのような予定の定義に対応した、アポイントメント型セルも用意している。
開発環境は、対応OSがWindows 8.1/8/7/Vista、Windows 2012 R2/2012/2008 R2/2008/2003で、対応開発ツールがVisual Studio 2013/2012/2010。運用環境は、対応OSがWindows 8.1/8/7/Vista、Windows 2012 R2/2012/2008 R2/2008/2003で、対応フレームワークが.NET Framework 4.5.1/4.5/4 Client Profile/4/3.5 Client Profile/3.5 SP1。
【関連リンク】
・グレープシティ
・「CalendarGrid for Windows Forms」
・「CalendarGrid for Windows Forms」で作成したカレンダーのサンプル集
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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