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Azure: VMセキュリティ拡張機能、ExpressRoute一般公開、予約IP、内部負荷分散、複数のSite-to-Site VPN、ストレージのインポート/エクスポート機能の一般公開、新しいSMBファイルサービス、API管理、ハイブリッド接続サービス、Redisキャッシュ、リモートアプリなど

連載:ScottGu's Blog翻訳

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2014/05/26 18:00

 本稿は、Scott Guthrie氏のブログを、氏の許可を得て、翻訳、転載したものです。米Microsoft社の副社長で、ASP.NETやSilverlightの開発チームを統率する氏のブログでは、次期製品を含む最新の技術をいち早く紹介しています。

目次

 原典:Azure: VM Security Extensions, ExpressRoute GA, Reserved IPs, Internal Load Balancing, Multi Site-to-Site VPNs, Storage Import/Export GA, New SMB File Service, API Management, Hybrid Connection Service, Redis Cache, Remote Apps and more…

編注

 タイトルが極端に長いですが、原文に即した形で表記させていただきました。

Azure:VMセキュリティ拡張機能、ExpressRoute一般公開、予約IP、内部負荷分散、複数のSite-to-Site VPN、ストレージのインポート/エクスポート機能の一般公開、新しいSMBファイルサービス、API管理、ハイブリッド接続サービス、Redisキャッシュ、リモートアプリなど

 今回、Microsoft Azureに機能強化を大量にリリースしました。新しい機能やお知らせは以下のとおりです。

  • 仮想マシン:ポータルでのビルトインアンチウイルスサポートとVMイメージのキャプチャリングサポートを含む統合セキュリティ拡張機能
  • ネットワーク:ExpressRouteの一般公開、複数のSite-to-Site VPN、VNET-to-VNETの安全接続、予約IP、内部負荷分散
  • ストレージ:インポート/エクスポートサービスおよび新しいSMBファイル共有サポートの一般公開
  • リモートアプリ:クラウドでクライアントアプリを実行するリモートアプリサービスのパブリックプレビュー
  • APIの管理:新しいAzure API管理サービスのプレビュー
  • ハイブリッド接続:オンプレミスのデータおよびアプリとAzure WebサイトおよびMobile Servicesを簡単統合(自由層を含む)
  • キャッシュ:新しいRedisキャッシュサービスのプレビュー
  • Store:エンタープライズ契約のお客様とチャネルパートナーのサポート

 上記の新機能はすべて現在使用可能です(注:まだプレビューのものもあります)。以下はその詳細になります。

仮想マシン:ビルトインのアンチウイルスサポートが含まれた統合セキュリティ拡張機能

 以前のブログ投稿で、Azureでホストされる仮想マシンのオプション拡張機能として導入された新しいVMエージェントについてお話しました。VMエージェントは、軽量かつ邪魔にならないプロセスなので、必要に応じてWindowsやLinuxのVM内で実行することも可能です。拡張とは、VM機能を拡張したり、一般的な管理シナリオをより簡単にするソフトウェアモジュールのことですが、この拡張のインストールや管理を行うのに、VMエージェントを使用することができます。

 今回、VMエージェントを通じて有効にできる3つの新しいセキュリティ拡張機能を発表でき非常にうれしく思います。

  • Microsoft Antimalware
  • Symantec Endpoint Protection
  • TrendMicro Deep Security Agent

 これらの拡張機能により、インストールや管理が自動化できる各セキュリティ製品を使用して、仮想マシンにリッチなセキュリティ保護が追加できるようになります。これらの拡張は、Azure管理ポータルまたはコマンドラインを通して、簡単に仮想マシン内で有効にすることができます。Azure管理ポータルを使用して有効にする場合、仮想マシンを新規作成する時にチェックを入れてください。

 チェックを入れると、VM内でそれらが自動的にインストールおよび実行されます。

独自のPowerShellスクリプト

 今回、VMで作成後すぐに実行するためのPowerShellスクリプトファイル(.ps1という拡張子)が指定できる新しい“Custom Script”拡張も有効にしました。これにより、RDPすることなく仮想マシン作成時にカスタマイズできるという新たな方法が提供されます。代わりに、先月出荷されたChefおよびPuppet拡張を活用することも可能です。

仮想マシン:OSおよび接続されたデータドライブのあるイメージのキャプチャリングサポート

 OSディスクおよび接続された複数のデータディスクが含まれたVMイメージをキャプチャリングするコマンドラインサポートを、先月の//Buildカンファレンスでリリースしました。この新しいVMイメージサポートにより、よりリッチな構成によるVMのキャプチャーおよび自動化、そしてその上でsysprepを実行することなくVMをスナップショットすることがはるかに簡単にできるようになりました。

 今回のリリースでは、Azure管理ポータルを更新し、OSディスクと複数のデータディスクを含むVMイメージをキャプチャリングするサポートが追加されました。“Capture”コマンドの素晴らしいところの一つが、停止中のVM上でも実行中のVM上でも実行できるというところです(再起動の必要もなく1分未満でCaptureコマンドは完了します)。

 この新しいサポートを試す場合は、VM上で“Capture”ボタンをクリックするだけです。そうすると、作成したいイメージの名前を付けるダイアログが表示されます。

 イメージがキャプチャーされると、VMギャラリーの“Images”セクションに表示され、そこから新しいVMインスタンスが簡単にいくつでも作成できるようになります。

 この新しいサポートは、開発/テストのシナリオや、他のVM作成に使用する再利用可能なイメージを作成するシナリオに理想的です。


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著者プロフィール

  • WINGSプロジェクト Chica(チカ)

    <WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂...

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