エクセルソフトは、C#を使ってiOS、Android、Mac OS X上で動作するネイティブアプリケーションを開発可能なクロスプラットフォーム開発環境の最新版「Xamarin 3」を、6月5日に発売した。
Xamarinは、開発環境「Xamarin Studio」によりiOS、Android、Mac OS X、Windows向けのアプリをビルドできる開発ツール。アドインにより、Visual Studioでのビルドも可能である。また、開発したC#のコードはプラットフォーム間で共有できるなど、エンタープライズ向けから個人向けまで、幅広いアプリケーション開発に対応している。
Xamarin 3では、新機能としてiOS向けのビジュアルデザイナー「Xamarin Designer for iOS」や、1つのC#共有コードベースからiOS、Android、Windows Phone用のネイティブUIをビルドできるライブラリ「Xamarin.Forms」を提供。モバイルアプリ、Visual Studio、Xamarin StudioでNuGetパッケージをサポートするとともに、Xamarin Studio上でF#言語による開発も可能とした(iOS、Androidアプリ)。
また、クロスプラットフォームアプリ開発におけるコード共有の方法として、Shared ProjectとPCL(Portable Class Libraries)にも対応した。
今回発売になった製品ラインアップは、「Xamarin.Android」「Xamarin.iOS」「Xamarin.Mac」の3種類で、いずれも「Business」と「Enterprise」の2種類のエディションを用意する。
年間サブスクリプション価格は、「Business」が127,800円、「Enterprise」が243,000円。また、6月末まで特別価格キャンペーンを実施しており、「Business」が98,000円、「Enterprise」が186,500円で購入できる(いずれの価格も税別)。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です