年度頭からOpenSSLの脆弱性が世間を賑わせていましたが、Webの世界だけでなく、社会インフラを支える制御システムソフトウェア(ICSソフトウェア)においても脆弱性対策を留意しておく必要があります。本稿では、米国のICS-CERTが公開している脆弱性アドバイザリから見えてきたICSソフトウェアの脆弱性の傾向に加え、セキュアコーディングに特に効果的なルールを厳選して紹介します。(編集部)
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
久保 正樹(JPCERT コーディネーションセンター)(クボ マサキ(JPCERT コーディネーションセンター))
脆弱性アナリストJPCERTコーディネーションセンター慶応義塾大学環境情報学部卒。ソニーでデスクトップPCのソフトウェア開発に携わったのち、米国ダートマス大学にてオーディオ信号処理、電子音響音楽の研究を行い、電子音響音楽修士を取得。2005年4月よりJPCERTコーディネーションセンターにて、脆弱性...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です