テクマトリックスは、米Lattix社が開発したアーキテクチャ分析ツール「Lattix」の最新日本語版の販売を、6月24日より開始した。
Lattixは、ソフトウェアの構造と依存関係をDSM(Dependency Structure Matrix)を使って可視化するツール。自動車、複合機、デジタルカメラ、カーナビ、医療機器、金融など、国内300社を超える企業に導入され、ソフトウェアの構造上の問題検出、コード修正時の影響分析やリファクタリングなど、多様な目的で利用されている。
最新版では、要素と依存関係を箱と線の図で表現する概念アーキテクチャダイアグラム(DSM)が刷新。ソフトウェアの構造の分析と改善シミュレーションが直感的に行えるようになった。
ユーザーインターフェイスも改善。各種ビューやレポートにアクセスする左ペイン、DSMとCADを表示するためのビューペイン、各種解析情報にアクセスするための右ペインで構成され、さまざまな情報にアクセスしやすくなった。
さらに、解析モジュールの改善により解析速度が大きく向上。レポート機能も強化され、生成したレポートを別のポップアップウィンドウで表示する機能や、生成時のオプション設定を保存する機能が追加された。
サポートプラットフォームは、Windows 2003 / Vista / 2008 / 7 / 2012 / 8 / 8.1 (32bit / 64bit) / Linux (x86 / x86-64)。
分析対象は、.NET、C / C++、Java、Excel、LDI(Lattix Data Import)、UML/SysML、Oracle、SQL、ActionScript、Ada、Delphi Pascal、EJB、Fortran、Hibernate、JavaScript、Springとなっている。
出荷開始予定日は7月10日。なお、平成26年6月24日において保守サービスを契約中のLattix ユーザーは、最新版が無償提供される。
【関連リンク】
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・Lattix -アーキテクチャ分析ツール-
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