Facebookは、モバイル向けバックエンドサービス(MBaaS)を提供する「Parse」向け開発ツールキット「Parse PHP SDK」を8月5日(現地時間)にリリースした。
Parseのサービスを使うと、データストア、ユーザー管理、プッシュ通知、分析等の機能を数行のコードを加えることで実現できる。今回、Parseとして初のサーバサイド言語に対応したSDKとしてParse PHP SDKをリリースした。
PHPは非常に普及している言語であり、プログラミング言語の人気ランキング「TIOBEインデックス」において、過去15年にわたりトップ10を維持している。しかしSDKがリリースされる以前は、PHPからParseにアクセスする場合はREST APIを使うほかなく、サードパーティーでのAPIがGitHubで公開されているだけであった。多くの開発者からPHPをサポートしてほしいという要望があり、同社はSDKを開発するに至ったという。
同社は「Facebook SDK for PHP」をオープンソースで開発した経験が非常に楽しかったため、Parse PHP SDKもコミュニティとともにオープンソースで開発していくという。
SDKの概要を知るにはREAD MEを、インストールはPHP Quickstartを参照。PHP用のガイドも改定されている。
また、GitHub上のParce PHP SDKに対するissueやpull requestも受け付けている。
【関連リンク】
・Parse PHP SDK
・Parse PHP SDKのリリースを伝えるブログ記事(Parse Blog)
・Parse
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です