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jQuery UI/プラグインの活用

Googleマップを手軽に利用する定番プラグイン「gmap3」

「jQuery プラグイン」の利用(25)

地図の移動も地名指定が便利

 プログラムで任意の地点へ地図を移動させるにはpanToメソッドを使用します。緯度・経度による指定と地名による指定の両方が可能です。

リスト8 任意地点へ移動させる処理(007_gmap3_4.html)
// 緯度・経度による移動
$("#button1").click(function(){
    $.gmap3.panTo($("#gmap3_1"), {latitude:$("#lat").val(), longitude:$("#lng").val()});
});
// 地名による移動
$("#button2").click(function(){
    $.gmap3.panTo($("#gmap3_1"), {address:$("#addr").val()});
});

 リスト8を実行すると、緯度/経度または地名で指定された地点が中心になるよう移動させることができます。

図4 地名「はこだて」を指定して函館を中央に表示させる(007_gmap3_4.html)
図4 地名「はこだて」を指定して函館を中央に表示させる(007_gmap3_4.html)

 リスト8をプラグインなしで記述するとリスト9のようになります。緯度・経度を指定する場合は実装に大差ありませんが、地名を指定する場合はやはりジオコーディングサービスの実装が必要になっています。

リスト9 プラグインなしで任意地点へ移動させる処理(008_nogmap3_4.html)
// 緯度・経度による移動
$("#button1").click(function(){
    map.panTo(new google.maps.LatLng($("#lat").val(), $("#lng").val()));
});
// 地名による移動
$("#button2").click(function(){
    // Geocoderで地名から緯度・経度を取得してその位置に移動
    geocoder.geocode({address:$("#addr").val()}, function(results, status) {
        var location = results[0].geometry.location;
        map.panTo(location);
    });
});

まとめ

 本記事では、Googleマップを簡易に表示するjquery.gmap3プラグインを紹介しました。Google Maps API V3を直接使用する場合と比べて、特に地名で場所を指定する場合や、マーカーの表示を行う場合に、より少ないコード量で簡易に記述することができます。一方でストリートビューなどGoogleマップの全機能を利用することはできないので、地図とマーカー程度の簡易な地図表示を行いたいときに利用するとよいでしょう。

参考資料

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト  吉川 英一(ヨシカワ エイイチ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

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