IBMとRed Hatは、新たな脆弱性修復プラットフォーム「Lightwell」の商用提供開始を、7月8日(ノースカロライナ州ローリーおよびニューヨーク州アーモンク現地時間)に、発表した。Lightwellは「Lightwell Network」と「Lightwell Clearinghouse Premier」の2形態で提供される。
Lightwell Networkはすでに一般提供されており、JavaやPythonなど主要なエコシステムの6500以上の修復済み、デジタル署名・認証済み依存関係カタログを通じて、即座に脆弱性修復コンテンツを活用できる。SBOM(Software Bill of Materials)やコンプライアンス資料も継続的に提供し、既存のCI/CDパイプラインに直接組み込めるのが特徴。
Lightwell Clearinghouse Premierは限定提供フェーズに入り、業界横断の協業や事前パッチ情報の安全な管理を行う基盤として機能する。当初は金融サービス向けだが、今後は政府や医療、通信などへ拡大が計画されている。
同プロジェクトは、IBMとRed Hatによる50億ドル規模のオープンソース・セキュリティ投資を背景に、2万人以上のエンジニアと先進的なAI技術によって運用・拡張されている。AI搭載の修復エンジンは、高度な自動化パイプラインを通じて深刻な依存関係の脆弱性を特定・修復し、既存システムへの影響を最小化するバックポート機能も備える。
また、Amazon Web Services、Microsoftなど主要テクノロジープロバイダーや、NTTデータ、AccentureなどのSIerともパートナー連携している。今後、修復済みパッケージのカタログを拡大し、安心してオープンソース技術を導入できる基盤の整備を推進する方針。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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