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NVIDIAの組み込みスーパーコンピュータ Jetson TK1 で遊んで学ぶ CUDAプログラミング

組み込みスーパーコンピュータ「NVIDIA Jetson TK1」のセットアップとOpenCVを使った歩行者検知プログラムの実行

NVIDIAの組み込みスーパーコンピュータ Jetson TK1 で遊んで学ぶ CUDAプログラミング 第1回


Jetson TK1のセットアップ

 それでは、Jetson TK1に最新のLinux For Tegraをセットアップする手順を紹介します。ここで紹介するセットアップ作業を行うには、以下の機器が必要です。

  • Ubuntu 12.04あるいは14.04をインストールしたコンピュータ × 1台(以下、ホストマシンと記述)
  • Jetson TK1 DevKit × 1台
  • USB Micro-Bケーブル(Jetsonに付属)× 1本
  • 有線接続可能なインターネット接続環境とEthernetケーブル × 1本
  • HDMI接続可能なモニタとHDMIケーブル × 1本
  • USB接続可能なキーボードとマウス、USB 3.0ハブ × 各1個

 Jetson TK1は次の手順で起動します。

  1. Jetson TK1にモニタとUSB 3.0ハブを接続し、USB 3.0ハブにキーボードとマウスを接続します。
  2. モニタの電源をONにしてから、Jetson TK1に電源アダプタをつないで起動します。

 なお、起動後に表示される画面は、CUIのログイン画面であったり、Ubuntuのデスクトップであったりなど、環境によって様々です。それらの違いは本稿では問題にはなりませんので、ご安心ください。

Linux For Tegraの書き込み準備

 続いて、Jetson TK1にLinux For Tegraを書き込みます。セットアップに必要なファイルなどは、NVIDIAのJetson TK1向けサポートページ(https://developer.nvidia.com/get-started-jetson)から取得できます。ここでは、本稿執筆時点で最新のL4T(Linux For Tegra)、CUDA Toolkit、OpenCVライブラリを、上記のサポートページにある「Quick Start Guide」に沿ってJetson TK1に書き込みます。

 サポートページにアクセスし、画面下の方にある「Linux BSP」を開いてください。Tegra K1用Linux For Tegraは、2014年12月時点では次の3つがあります。

 それらのうち、ここではJetson TK1 R21.2 - December 2014を選びます。「System Requirements」には、ホストマシンのOSは「Ubuntu 12.04」を推奨する旨が書かれていますが、本稿では「Ubuntu14.04」を利用してセットアップ作業を行いました。

 「Additional Information」には、「Quick Start Guide」や、セットアップに必要なファイルへのリンクが掲載されています。セットアップに必要なファイルは次のとおりです。

 これらを、ホストマシンへダウンロードします。ダウンロードは、ホストマシンのターミナル([Ctrl]+[Alt]+[T]キーで開きます)で、次のコマンドを入力して行ってください。

cd $HOME
mkdir SETUP
cd $HOME/SETUP
wget http://developer.download.nvidia.com/mobile/tegra/l4t/r21.2.0/pm375_release_armhf/Tegra124_Linux_R21.2.0_armhf.tbz2
wget http://developer.download.nvidia.com/mobile/tegra/l4t/r21.2.0/pm375_release_armhf/Tegra_Linux_Sample-Root-Filesystem_R21.2.0_armhf.tbz2
ダウンロード画面
ダウンロード画面

 

 ダウンロードしたファイルは、「Quick Start Guide」に従って、次のコマンドにより解凍します。

sudo tar xpf Tegra124_Linux_R21.2.0_armhf.tbz2
cd Linux_for_Tegra/rootfs
sudo tar xpf ../../Tegra_Linux_Sample-Root-Filesystem_R21.2.0_armhf.tbz2
cd ..

 Jetson TK1向けLinux For Tegraの設定ファイル「jetson-tk1.conf」には目を通しておきましょう。less jetson-tk1.conf コマンドでターミナル上で見ることができます。USB 3.0デバイスを使用する場合には、本設定ファイルを書き換えてから、次の手順に進みます。

 jetson-tk1.confの内容を確認したら、次のように apply_binary.sh コマンドを実行します。

sudo ./apply_binary.sh

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開発環境のセットアップ

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この記事の著者

株式会社 爆発研究所 千田哲明 / 舘山直美 / 吉田正典(カブシキガイシャバクハツケンキュウジョ)

株式会社 爆発研究所は……

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