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現役エンジニア直伝! 「現場」で使えるコンポーネント活用術(Forguncy)

Forguncy Proの外部データベース連携機能はExcel方眼紙新時代の予感

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メンテ画面を自動生成

 前回、Forguncyを取り上げたときはテーブルから一覧用のページだけを作りました。今回は、「一覧」「詳細」「登録」「編集」の4つのページを生成して、DBのメンテ画面を作ってみましょう。

図8 テーブルからページを生成
図8 テーブルからページを生成

 ページの生成に成功すると4つのシート(ページ)が追加されます。

図9 生成されたシート
図9 生成されたシート

 それでは自動生成されたForguncyアプリを実行してみましょう。

図10 アプリの実行
図10 アプリの実行
  1. [登録ページ]をクリックすると登録ページに遷移
  2. IDをクリックすると該当するレコードの詳細ページに遷移
  3. [編集ページ]をクリックすると編集ページに遷移
  4. [削除]をクリックすると、確認ダイアログを表示

 削除時の確認ダイアログが表示されるなど、想像以上に実用的なことが分かりました、この方法で業務アプリのメンテ画面をつくるのは「あり」です。

まとめ

 外部データベース連携機能を持ったForguncy Proを使えば、DBのメンテナンス画面を簡単に作れました。動作速度も一般的なWebアプリと比べて遜色ありません。

 もちろん、Excelと同様の操作性で、自動生成された状態のままではなく、見やすいようにセルの結合を変えたり表示内容のフォーマットを変えたりすることもできます。

図11 セルの書式設定
図11 セルの書式設定

 基幹データベースから自動生成で素早く全体を作り、現場を知っている担当者さんがExcelライクな編集機能で効率的に業務を行うためのフォーマットを設定する。現場の力を有効活用するためにもForguncy Proによる自動生成を活用してみるのはいかがでしょうか?

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この記事の著者

初音玲(ハツネアキラ)

 国内SIerのSEでパッケージ製品開発を主に行っており、最近は、空間認識や音声認識などを応用した製品を手掛けています。 個人的には、仕事の内容をさらに拡張したHoloLensなどのMRを中心に活動しています。 Microsoft MVP for Windows Development ブログ:http://hatsune.hatenablog.jp/

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/8581 2015/03/20 14:00

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