米CA Technologiesは5月27日、アジャイルアプリケーション開発ソフトウェアおよびサービスを提供する米Rally Software Developmentの買収を発表した。買収に関する正式契約の締結は、今年の7~9月に完了する予定。
米Rally Software Developmentは、エンタープライズソフトウェア/サービスを開発する企業・チーム向けに、コラボレ―ションやアジャイルプロジェクトマネジメントなどのサービスをSaaSとして提供している。また、アジャイル開発のコンサルティングやトレーニングも提供。Fortune 100企業のうち、35社以上が顧客企業であるという。
今回の買収について、米CA Technologies CEOのマイケル・グレゴア氏は、「企業は高品質のソフトウェアを短期間かつ高い信頼性をもって開発する必要があります。Rallyは、アジャイル・アプリケーション開発ソフトウェア/サービス分野を牽引するプロバイダであり、DevOpsとマネジメントクラウドの分野でCAの強みを補完し、強化してくれる製品を保有している」と述べている。
なお、市場調査会社のIDCは、世界のアジャイル・アプリケーション・ライフサイクル管理ソフトウェアにおける売上は、2012年から年平均39%で成長すると算出。2017年までに売上高は11億ドルに達すると予測している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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