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AzureCon基調講演登壇レポート:インドリージョン、GPUサポート、IoT Suite、コンテナサービス、セキュリティセンター

連載:ScottGu's Blog翻訳

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2015/10/16 14:00

目次

Azureセキュリティセンターを発表

 今週、新しいAzureセキュリティセンターを発表しました。これは、Azureリソースのセキュリティに対する可視性と制御が可能な新しいAzureサービスで、脅威や攻撃の防止に役立ちます。Azureは、脅威の防止、検出、対応に役立つ機能を備えた統合セキュリティ管理を提供する初めてのクラウドプラットフォームです。

 Azureセキュリティセンターはセキュリティ状態の統合ビューを提供するため、チームおよび組織のセキュリティ担当は、クラウドで実行するワークロード全体のリスクを評価するための必要な情報を得ることができます。カスタマイズ可能なポリシーに基づいて、サービスが推奨事項を提供します。例えば、ポリシーがすべてのWebアプリケーションがWebアプリケーションファイアウォールで保護されているべきだった場合、Azureセキュリティセンターは、ホストしているWebアプリでWebアプリケーションファイアウォールが設定されていないものを自動的に検出し、展開・構成されているパートナーの中からファイアウォールを取得する迅速かつ直接的なワークフローを提供します。

 もちろん可能な限り最高の保護を準備していたとしても、攻撃者がシステムを侵害しようとする行為を止めることはできません。この問題に対処し“Assume Breach” Mindsetを適用するため、Azureセキュリティセンターでは、攻撃を検知・警告するために、Microsoftのグローバル脅威インテリジェンスネットワークとともに機械学習などの高度な分析を使用しています。信号は自動的にAzureリソース、ネットワーク、統合セキュリティパートナーソリューションから収集され、検出されないかもしれないサイバー攻撃を識別するために分析されます。問題が発生した場合、セキュリティアラートは攻撃に対するインサイトを提供し、迅速に修復および回復する方法を提案します。セキュリティデータやアラートは、組織が既に購入しているものおよびオンプレミスで既に使用している既存のセキュリティ情報およびイベント管理(SIEM)システムに連結することもできます。

 より安全なアプリケーションをクラウドで構築できるような、深さと幅を持つこれらの機能は提供しているクラウドベンダーは他にはありません。

購入が可能になったAzure IoT Suiteを発表

 モノのインターネット(IoT)は、業務改善や効率化および新たな収益源を作成する非常に多くの機会を新たに組織にもたらします。今週まで多くの関心を頂いてたAzure IoT Suiteが現在パブリックプレビューになりました。Rockwell AutomationやThyssenKrupp Elevatorsなどのお客様は、すでにビジネス上の問題解決や業務改善のためにデータとデバイスを接続しています。さらに多くの企業は、リモート監視予知保全ソリューションで未開発データの収集および分析のためにデバイスを接続することでIoTの恩恵を受ける態勢を整えています。

 お客様と作業を進める中で、IoTプロジェクトの開始には、既存デバイスの接続、適切な技術パートナーの決定、幅広い展開に対する概念実証からのIoTプロジェクトのスケール調整などが伴う困難な作業となることをこれまで見てきました。未開発データの確保および分析は、特にこの新しいデータと既存のデータおよびシステムを統合しようとするビジネスの場合には複雑になります。

 Microsoft Azure IoT Suiteは、これら課題の多くを対処するのに役立ちます。Microsoft Azure IoT Suiteにより、デバイスとの接続および統合がより簡単になり、さらに広範な展開に対する概念実証とテストから迅速に移動できるよう設計された事前設定ソリューションを使用して、未開発のデバイスデータを確保し分析できます。今回#リモート監視#をサポートし、まもなく予知保全資産管理 ソリューションに対するサポートを提供する予定です。

 これらのソリューションは、クラウド内のデータを確実に確保し、リアルタイムかつバッチ処理にてデータを分析します。デバイスが接続されると、Azure IoT Suiteはインサイトから行動できる直感的な形式でリアルタイムな情報を提供します。デバイス、一連の事業資産、センサー、そのシステムを含むさまざまなソースからデータが来る場合、高度な分析によりそのデータ処理を簡単にし、必要なデータやインサイトにアクセスするためのリッチなビルトインダッシュボードや分析ツールを提供します。ユーザー権限は、組織内の適切な人との報告制御や情報共有ができるように設定できます。

 以下は、コードを記述することなく活用できるビルトインのダッシュボードビューのタイプ例になります。

 Azure IoT Suite適用をサポートするため、新しくMicrosoft Azure Certified for IoTプログラムも発表しました。これは、提供物がIoTデバイスやプラットフォームのニーズで企業を支援するためにテストされ認定されたパートナーのエコシステムです。最初のパートナーは、Beaglebone、Freescale、Intel、Raspberry Pi、Resin.io、Seeed、Texas Instrumentsなどです。経験豊富なグローバルソリューションプロバイダとともにこれらのパートナーは、モノのインターネットの力をビジネスで活用できるよう支援しています。

 我々のアプローチやAzure IoT Suiteについての詳細は、www.InternetofYourThings.comで、パートナーについての詳細はwww.azure.com/iotdevにてご確認頂けます。


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  • WINGSプロジェクト Chica(チカ)

    <WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂...

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