米Parseは、AppleのApple TVに搭載されたOSであるtvOSと、Apple WatchのOSであるwatchOS 2に対応した統合開発環境(SDK)を、12月14日(現地時間)にリリースした。
tvOSでは、ストレージ上のすべてのファイルがキャッシュ、あるいは一時的な保存として扱われており、OSはアプリの停止時にこれらのファイルをすべて削除してしまう。そのため、Parseではローカルなデータの永続性に関するコア・コンポーネントを再構築し、tvOSのネイティブ環境下でもユーザーデータを永続的に利用できるようにした。
また、キーボードやタッチパネルを搭載していないApple TVでもユーザーからの入力を受け付けるために、Facebook tvOS SDKを改良して、Facebook integration library(Facebook統合ライブラリ)によるtvOSアプリへのログインを可能にしている。
Apple Watch向けSDKでは、従来のwatchOS 1に加えて、最新のwatchOS 2に対応した。
tvOSとwatchOS 2に対応したSDK、およびFacebook integration libraryは、GitHubから入手できる。
【関連リンク】
・Parse(英語)
・tvOS/watchOS 2 SDK(英語、GitHub)
・Facebook integration library(英語、GitHub)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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