米IBMは、クラウドサービスにおけるオンプレミスのデータやアプリケーションの統合といった需要に応えるために、IBM Cloud向けの「Connectシリーズ」を2月22日(現地時間)に発表した。
「Connectシリーズ」の中核を成すのは、WebSphereポートフォリオをクラウドに拡張する「IBM WebSphere connect」で、Javaによるアプリケーションとクラウドとの接続を容易にし、WebSphereをSwiftやNode.jsの開発者コミュニティ向けに継続的に拡張できる。
このほかの「Connectシリーズ」としては、自社の技術のAPIでの公開を可能にする「API connect」、クラウドおよびオンプレミスのアプリケーション向けに数百に及ぶビルド済みコネクションを提供する「App connect」、IBMのMQポートフォリオをBluemix Message Hubに接続する「Message connect」、アナリティクス・クラウド・エコシステムへのデータ移行の準備・実行ができる「DataWorks」、ブロックチェーンクラウドからエンタープライズへの暗号化ルートを提供する「IBM WebSphere Blockchain connect」、IBM z System上のすべてのアプリケーションのAPIやRESTfulインターフェースを作成してクラウドへ接続する「IBM z/OS connect」を用意する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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