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現役エンジニア直伝! 「現場」で使えるコンポーネント活用術(ComponentOne Studio)(AD)

IoT時代のコンポーネントの決定打、FlexPivotで高速データ分析アプリをつくろう

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 FlexPivotは、ComponetOne Studio Enterpriseユーザーが利用できる、Windowsフォーム用の高速なBIツール作成用コンポーネントです。FlexPivotを使えば、フィールドをドラッグ&ドロップして分析ビューを動的に作成したり、グリッド、グラフ、レポート出力を使い分けたりする機能を簡単にアプリに実装できます。

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見た目をつくる

 FlexPivotには、次の5つのコンポーネントが含まれています。

  1. C1FlexPivotChart
  2. C1FlexPivotGrid
  3. C1FlexPivotPage
  4. C1FlexPivotPanel
  5. C1FlexPivotPrintDocument
図1 FlexPivotのコントロール
図1 FlexPivotのコントロール

 コントロールをWindowsフォームエディタにドラッグ&ドロップすると、FlexPivotで簡単にWindowsフォーム上にUIを構築できます。このコントロールの中でも特に強力なのはC1FlexPivotPageコントロールです。新規プロジェクトを作成し、C1FlexPivotPageコントロールをドラッグ&ドロップしてどのようなUIが作成できるのか確認してみましょう。

新規プロジェクト作成

 Visual Studio 2015(以下、Visual Studio)を起動して、[ファイル]-[新しいプロジェクト]メニューをクリックします。ダイアログが表示されるので「Windowsフォームアプリケーション」を選択して名前(サンプルでは「CZ1606FlexPivot」としています)をつけて[OK]ボタンをクリックします。なお、今回は言語としてC#を選択していますが、Visual Basicを選択しても操作は同じです。

図2 [新しいプロジェクト]ダイアログ
図2 [新しいプロジェクト]ダイアログ

ドラッグ&ドロップ

 新しいプロジェクトが作成されたら、WindowsフォームエディタにForm1が表示されています。ツールボックスからC1FlexPivotPage(ツールボックスにないときはアイテムの追加で図1にある5個を追加してください)をドラッグ&ドロップでForm1に配置します。

図3 コントロールをドラッグ&ドロップ
図3 コントロールをドラッグ&ドロップ

 C1FlexPivotPageが素晴らしいのは、たったこれだけの操作でBIツールとしてのUIを作成できる点です。

図4 C1FlexPivotPageで生成されるUI
図4 C1FlexPivotPageで生成されるUI

 もちろん、これだけでは表示するデータをしていないので何も起こりません。次にデータベースに接続してC1FlexPivotPageに表示するためのコードを追加しましょう。

次のページ
DBに接続する

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この記事の著者

初音玲(ハツネアキラ)

 国内SIerのSEでパッケージ製品開発を主に行っており、最近は、空間認識や音声認識などを応用した製品を手掛けています。 個人的には、仕事の内容をさらに拡張したHoloLensなどのMRを中心に活動しています。 Microsoft MVP for Windows Development ブログ:http://hatsune.hatenablog.jp/

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/9524 2016/07/27 14:00

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