オープンソースのWebアプリケーションフレームワークRuby on Railsの開発チームは、最新バージョンとなるRuby on Railsの最新版「Rails 5.0」を、6月30日(現地時間)にリリースした。
「Rails 5.0」は新機能として、接続やサーバサイド処理のチャンネルレイヤー、クライアントサイドのJavaScriptレイヤーの一括管理が可能なWebソケットである「Action Cable」を搭載している。「Action Cable」は使いやすく、チャットや通知といったライブ機能の作成に対応しており、Active RecordやPOROドメインモデルにもアクセスできる。
このほか、RailsアプリをクライアントサイドのJSONで動作させられる「APIモード」を採用するとともに、iOS/Androidのネイティブアプリ開発を実現するラッパーである「Turbolinks 5」が付属するなど、さまざまな機能追加・変更が行われている。
【関連リンク】
・Ruby on Rails(英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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