AWSは、10月1日、「AWS Knowledge Model Context Protocol(MCP)Server」の一般提供を発表した。
AWS Knowledge MCP Serverは、ドキュメントやブログ、新機能の情報、Well-ArchitectedのベストプラクティスといったAWSの開発に関するナレッジを、LLM互換フォーマットでAIエージェントやMCPクライアントに提供する。
これにより、MCP対応のクライアントやAIは、信頼できるAWSのコンテキストやガイダンス、ベストプラクティスに基づく応答を生成できる。推論の精度向上、実行の一貫性向上、手動でのコンテキスト管理削減といったメリットが得られる。
今回の正式リリースで、提供されるナレッジの中に、AWS APIやCloudFormationリソースのリージョン別可用性に関する知識も含まれるようになった。
サーバは無償で公開され、グローバルで利用可能で、AWSアカウントは不要。ただし、使用量にはレート制限が適用される。利用を開始するには、MCPクライアントをAWS Knowledge MCP Serverのエンドポイントに設定し、ガイドに従ってセットアップする。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です