NECは12月25日、2025年のサイバー脅威の振り返りと2026年の動向をまとめたレポート「NEC スレットランドスケープ 2025 ～サイバー脅威の振り返り、2026年予測～」を公開した。
同レポートではAIを悪用した攻撃の進化、AI自身を標的とした攻撃、委託先でのインシデント、パッケージ配布やSaaSサービスを狙ったサプライチェーン侵害などを2025年の主要なサイバー脅威として挙げられている。
また2026年の予測として、大規模言語モデル（LLM）を利用した適応型マルウェアの増加、MCPを悪用した偽サーバ・偽ツールの拡大、AI連携を通じたSaaSサプライチェーンのリスク拡大、脆弱性悪用から認証情報窃取につながる攻撃の定番化などが指摘されている。
同社は脅威全体像の把握が効果的なセキュリティ対策につながるとして、本レポートの活用を呼びかけている。
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CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
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