Microsoftは1月7日(現地時間)、アプリケーションのモダナイズを推進する技術者向けに、Agentic AIの活用現場で得た知見を同社ブログ内で公開した。投稿者は数百件に及ぶ実務経験から、モダナイズの本質的な困難とAIの支援領域を整理している。
同記事では、アプリケーションのモダナイズは技術的課題だけでなく、文書の不足や組織的な歴史的決定の蓄積など、複雑性の可視化と解消に重きを置くべきと述べられている。多くのレガシーシステムはハードウェア依存度が高く、ドキュメントが不十分で、変更時のリスクも大きい。そのため、技術的な移行だけでなく、現状把握や業務要件の明確化が不可欠だとしている。
具体的には、Agentic AIは大規模なレガシーコードからフロー解析や依存関係の抽出、初期的なドキュメントの再構築などに有用であり、理解と検証を高速化できることが示されている。また、テストや仕様生成、繰り返し作業の自動化支援など、人間が時間をかけてきた業務を効率化する点が強調された。一方で、AIに全てを任せた場合、意図しない影響や本質的判断の誤りにつながる可能性も指摘されている。
今後は技術的具体例を含め、さらなる詳細記事が追って公開される予定だ。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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