BlueMemeは、米Auth0が開発した、さまざまな認証開発を1つに包括するアイデンティティ管理(IAM)プラットフォーム「Auth0」を、4月27日に発売した。
「Auth0」は、独自のサーバレス技術を搭載し、ダッシュボードから選択可能な認証パイプライン上でリアルタイム処理を行う「ルール」を設定し、異常検知機能を呼び込む、詳細な顧客プロフィール情報を読み込むといいた機能を追加できる。また、JavaScriptまたはC#によって、独自のルール作成やカスタムデータベースとの連携を実現する。
B2Eでのシングルサインオンや、B2Bでのシングルサインオン、B2CでのSNSを利用したソーシャルログイン、ユーザー名/パスワードによるログイン、IoTなどAPI間連携など、さまざまな局面に対応する認証機能を備えている。
ダッシュボードには、さまざまな業界標準プロトコルやエンタープライズディレクトリ、ソーシャルプロバイダに対応する連携機能を標準搭載しており、構成を設定するだけでコードを書かずに開発できるので、導入時の開発期間を短縮できるほか、システム構成変更などによる改変・保守維持の工数を抑えられる。
開発環境は、PHP、Node.js、jQuery、Objective-C、Xamarine、ASP.NETなど、65以上のSDKをサポートしている。
そのほか、異常検知機能、多要素認証(MFA)、ワンタイムパスワード、ユーザーの利用状況の可視化など、多彩な機能を備える。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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