はじめに
LT本編を始める前に、司会進行役である翔泳社 近藤佑子氏から当セッションの開催に至る経緯や進め方に関する説明がありました。セッション進行に際して「“時間を知らせる”ために使える、何かいいツールは無いか」と社内で情報を募ったところ、今回は「ヴィブラスラップ」と呼ばれる打楽器を使うことにしたそうです。(下の写真は開始前の実演の様子)
各発表者の持ち時間は5分。時間計測にはWebタイマー「LT.Timer」を使用しました。
コミュニティLT その1
IoT ALGYAN(あるじゃん)
LT1人目は IT勉強会支援プラットフォーム「connpass」からの推薦となるIoT ALGYAN(あるじゃん)理事長 小暮敦彦氏。コミュニティの名前は「All Gadget Your Alliance and Network」の略であり、「IoTを学び、リードしよう」という意識の高い技術者が集合したコミュニティです。IoTの世界を構成するデバイスやクラウド、Web技術と幅広い分野をカバーし、地方支部も北海道から沖縄まで網羅しながら積極的な活動を展開しています。3大クラウドサービス(Azure/AWS/GCP)のユーザーグループ有志が集まってディスカッションをしているのも興味深いです。近日中に開催を予定しているイベントも多数あるとのことなので、興味のある方はぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。
Swift愛好会
LT2人目はエンジニアのための無料イベントスペース「21cafe(ニイイチカフェ)」からの推薦、七島偉之氏。「Swift愛好会」の紹介です。Swift好きが集まってわいわい「楽しむ会」として発足したこのコミュニティは、月1開催を目標とし、レベルや経験などは不問。「Swiftが好きな人であればOK」と参加のハードルも低く、やさしい一方で、これまでの開催回数は21回、合計700名以上が参加しているといった実績もあります。Swift愛好会で大切にしていることは「乾杯」と「談義」の2点。アルコール入りでもノンアルコールでもOK、まずは乾杯。大きな声で乾杯することで“最高のアイスブレイク”となるといい、この“教え”は他のコミュニティにも波及し、受け継がれています。談義についても、その内容の濃密さから告知後に即埋まる盛況ぶりなのだそうです。
MoquMoquCOM
LT3人目は「TECH PLAY(テックプレイ) - IT勉強会・セミナーなどのイベント情報検索サービス」(旧dots)からの推薦、MoquMoquCOMより小橋俊介氏。「コミュニティとは、ある共通点を持った人間の集まり」と考える氏がコミュニティ運営で意識していることは「運営は一人でやらない」「とにかく多様性重視」「プロダクト・アウト」の3点。MoquMoquCOMでもそのコンセプトに基づいて、ノンテーマのもくもく会や事前勉強会付きコンペなどを幅広く展開しています。
JAWS-UG IoT専門支部
LT4人目は、この日に同イベント内でのセッション「コミュニティがITビジネスにもたらす変化」にて発表を努めた、CMC_Meetup 小島英揮氏からの推薦となるJAWS-UG IoT専門支部 市川純氏です。2015年6月頃からオープンな勉強会として活動を展開。実機を使って理解を深めるユーザー会と、ユースケースを念頭にIoTを支えるAWSのアーキテクチャがどうあるべきかについて、議論/研究を行う場としての側面を兼ね備えたコミュニティです。近年非常に注目を浴びている音声認識サービス「Amazon Alexa」についてもコミュニティとして積極的に関わっており、開催イベントでも頻繁に取り上げているそうです。