米Amazon Web Services(AWS)と米Microsoftは、オープンソースの機械学習ライブラリ「Gluon」を、10月12日(現地時間)に公開した。
「Gluon」は、あらかじめ構築済みの最適化されたネットワークコンポーネント群を利用し、学習モデル定義のためのAPIを提供する。
機械学習の経験が豊富なユーザーはもちろん、機械学習をはじめて利用するユーザーにも使いやすいインターフェースを提供するとともに、新たにリリースされたApache MXNetや、今後リリースされるMicrosoft Cognitive Toolkitをはじめ、さまざまなフレームワークに対応している。
「Gluon」のメリットは、シンプルかつ簡潔でわかりやすいコードで定義でき、学習しやすいことが挙げられる。また、動的なネットワーク定義、ループや条件文などをアルゴリズムを用いたネットワーク定義に対応している。さらに、トレーニングの速度を犠牲にすることなく、簡潔で使いやすいAPIと動的なグラフ作成を可能にした。
【関連リンク】
・アマゾンウェブサービス
・日本マイクロソフト
・「Gluon」(英語、GitHub)
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