2025年8月21日、ヒューマンリソシアは「海外ITエンジニア活用に関する実態調査vol.5」の結果を発表した。本調査は、日本国内企業で採用に携わるビジネスパーソン500名を対象に、国内における深刻なIT人材不足の解決策として注目される海外IT人材活用の実態について分析したものである。
調査結果によると、DX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいる企業の6割が海外ITエンジニアを「積極採用」していると回答。また、対象企業の9割が海外人材活用に前向きであった。特にAIなど先端分野のエンジニア確保をメリットと感じる割合は約5割に達し、技術力やグローバル視点が企業のDX推進力となることがうかがえる。一方、DX推進が限定的な企業での積極採用は1割程にとどまり、DX進展度により姿勢が大きく異なる結果が示された。


ヒューマンリソシアによれば、国内IT人材は2040年には最大73万3000人不足する見込みとされる。DX推進に取り組む企業ほど国籍にとらわれず、スキルや経験を重視した人材確保の意識が強いことが明らかになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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