日本オラクルは、「Oracle Autonomous Data Warehouse Cloud」の国内提供を、4月19日に開始した。
「Oracle Autonomous Data Warehouse Cloud」は、自動管理(Self-managing)、自動保護(Self-securing)、自動修復(Self-repairing)が特長である「Oracle Autonomous Database」で提供される最初のサービス。
「Oracle Database」の分析機能、セキュリティ、高可用性といったメリットを享受しつつ、複雑な設定、チューニング、管理を自動化している。また、ウェアハウスのワークロードやデータ量の変化にも動的に対応し、ダウンタイムなしでの利用を実現する。
設定面では、業界初のワンステップでのウェアハウス・プロビジョニングによって、簡単な設定で自動バックアップ、暗号化、パッチ適用、高可用性に対応するアーキテクチャを搭載した、セキュアなデータベースを構築、利用できる。オンプレミスの既存データベースとの互換性も備えており、クラウドへの移行も簡単なので、チューニングなどデータ管理に人手をかけず、データベース・アーキテクト工数の削減が可能になる。
処理面では、「Oracle Exadata」のテクノロジーによる高いクエリ性能で、大規模な同時アクセスにも自動的に対応でき、コンピューティングとストレージのサイズを別々かつ動的に拡張/縮小可能なため、運用、管理を含む大幅なコスト削減を実現する。
1OCPUの税別のサービス価格は、ライセンス持ち込み(BYOL)ありの場合が時間あたり38.667円から、ライセンス持ち込みなしの場合が時間あたり201.333円から。
ストレージは、1TBあたり月額17760円からで利用できる「Oracle Autonomous Data Warehouse Cloud - Exadata Storage」を用意している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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