Microsoftは、サンフランシスコで開かれているGDCでゲーム開発環境ツール群「XNA」の拡充と、「Dream-Build-Play」コンテスト開始を発表した。
Microsoftは、サンフランシスコで開かれているGDC 2007(ゲーム開発者会議)でゲーム開発環境ツール群「XNA」の拡充と、「Dream-Build-Play」コンテスト開始を発表した。
Microsoftは2006年12月に、Windows上で簡単にゲームを作成、プレイ、共有できる無料のゲーム開発環境「XNA Game Studio Express」を発表している。作成したゲームはXbox 360上でも動作させることができる。
今回、「XNA クリエイターズ クラブ」向けに「GarageGames Torque X Engine」のライセンスや、「Allegorithmic MapZone 2-D」のライブラリが無償で提供されることが発表された。今後もライブラリやフレームワークなどが提供されていく予定だという。
また、Microsoftは「Dream-Build-Play」ゲームコンテストの開始した。グランプリ受賞者には賞金10,000ドルが贈られ、Xbox Liveアーケードで受賞作品を配信する機会が提供される。コンテストはXNA Game Studio Expressのユーザーなら誰でも参加することができ、応募期間2007年7月2日まで。受賞者は8月13日に開催される「Microsoft Gamefest 2007」にて発表する。
コンテストの詳細はMicrosoft XNA Game Studio Contestを参照のこと。
プレスリリース:Microsoft Unlocks Game Development and Encourages Everyone to “Dream-Build-Play”
IGDAニュース(プレスリリースの抄訳):マイクロソフト、GDC 2007 にて「Dream-Build-Play」コンテスト開始 および XNA (TM) ゲーム開発環境ツール群の拡充を発表
CodeZine:Xbox 360用ソフトを作れる開発環境、マイクロソフトが無償公開
Microsoft:Microsoft XNA Game Studio Contest
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