楽天と、アメリカでAPIマーケットプレイス「RapidAPI」を提供している米R Softwareは、共同でAPIマーケットプレイス「Rakuten RapidAPI」を提供する独占的な戦略パートナー契約を締結したことを、7月11日に発表した。
今回のパートナー契約によって、楽天とR Softwareは両社の強みを活かして、アジア地域に向けた新たなAPIマーケットプレイス「Rakuten RapidAPI」の提供を開始する。
なお、「Rakuten RapidAPI」の提供において、楽天コミュニケーションズと協働し、楽天はこれまで培ってきたマーケットプレイス事業における知見・ノウハウの提供や技術サポート、楽天コミュニケーションズは事業運営やマーケティング活動の推進、R Softwareはシステム提供をおもに担う。
「Rakuten RapidAPI」によって、8000以上のラインアップから、ニーズに合ったAPIをより迅速に簡単に購入できる。また、APIを提供するプロバイダーは、API販売スキームの効率的な確立が可能なので、販売に要する時間やコストを大幅に削減できるほか、自社のAPIを世界の開発者へ届けられる。
APIの利用状況やマニュアルなどのドキュメント管理、請求までを一括で管理可能な管理ダッシュボードを用意しており、管理作業にかかる時間を大幅に削減できる。
サービス開始時点での対応言語は日本語と英語で、今後もさまざまな国や地域でサービスを拡大していく。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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