米DataRobotは、機械学習モデルの開発およびビジネス展開の加速を目的に、米Intelとの業務提携を行ったことを、9月10日(現地時間)に発表した。
今回の提携の一環として、DataRobotは「インテルXeonスケーラブル・プロセッサー」を含むインテルのテクノロジーを活用して、機械学習自動化プラットフォームの機能強化に努めていく。
今回の業務提携にあたって、DataRobotの製品管理部門バイスプレジデントであるPhil Gurbacki氏は、「インテルとの業務提携を通じ、機械学習ワークロードに必要な最大レンジの計算能力とメモリを備える『インテルXeonスケーラブル・プロセッサー』が搭載されることで、当社プラットフォームは飛躍的に向上します」と語った。
一方、Intelの企業・政府向けデジタルトランスフォーメーション部門のバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるLisa Davis氏は、「企業は従来型のモデリング手法に伴う法外なコストや時間を費やすことなく、より緻密で響力のあるデータ駆動型の洞察に関心を寄せています。『DataRobot』の自動化技術と『インテルXeonスケーラブル・プロセッサー』の融合は、こうしたコストや時間への懸念を軽減するのに役立ちます」と述べるとともに、「私たちは今日のAI主導型ビジネスを概観するにあたり、『DataRobot』が変革をもたらすトランスフォーメーション技術なのだと考えています」とコメントしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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