新たな会場で開催
2015年から毎年サンフランシスコで開催されている、「GitHub Universe」。今年は会場を新たに「パレス・オブ・ファイン・アート(Palace of Fine Arts)」に移しての開催となった(これまでの会場であった空き倉庫が取り壊しのため)。
初日のKeynoteでは、Jason Warner氏(Senior Vice President of Technology)らが登壇し「GitHub Actions」をはじめとする新サービスの発表がなされた。「GitHub Actions」はビルドやデプロイ、テストといった開発者のワークフローを自動化できる。また、「GitHub Connect」では、GitHub EnterpriseからGitHub.comのパブリックデータへのアクセスが可能になるなど、企業における開発でもオープンソースコミュニティの醍醐味を享受できるようになった。その他の追加機能や発表の詳細については、続報を参照していただきたい。
会場となった「パレス・オブ・ファイン・アート」は、サンフランシスコ万国博覧会が1915年に開かれるにあたって建設された施設。現在は子ども向けの科学博物館となっており、サンフランシスコの観光スポットとしても有名だ。
イベント会場として利用されることもしばしばあるそうだが、今回はGitHubのカンファレンスらしく、作り込まれていた。
オリジナルデザインの看板や休憩スペースが楽しい
会場に足を踏み入れると、受付へ続く通路には近未来的なトンネルが現れる。
エントランスからすぐ目につくGitHub Shopは、グッズを求める人たちでにぎわっていた。
会場の奥へ進むと、オリジナルデザインの看板やスポンサーブース、休憩スペースなどが参加者の目を楽しませる。
休憩スペースはメイン会場の外、ファインアートの重厚な建造物の中にも設置されていた。
また、GitHubの人気キャラクターのオクトキャット、モナリサも会場のいたるところで目にした。オブジェはもちろん、着せ替えができるパネルも設置されていて楽しい。
GitHub Shopで販売されている白いモナリサは、購入した人が自分でペイントできる。アレンジ用のスペースも用意されており、みな思い思いのモナリサを制作していた。