xfy Enterprise Edition 1.5のビジネス展開
最後に、xfy EE 1.5の市場での位置づけ・事業内容に関して、執行役員 xfyエンタープライズ事業本部長の田上一己氏が説明した。
xfy EE 1.5を導入することにより、意思伝達のスピードが加速し、経営と現場との溝を埋めることが期待される。また、社内導入のスピード自体も桁違いに速いという。
IT部門の導入の遅さが、その会社の戦略を変えてしまうことはよくある。例えば、インターネットでモノを販売していて、5万点の商材を扱っているとする。実は、10万点まで商材を拡張することは可能だが、ITインフラが追いついていかず扱えないといった場合だ。xfy EE 1.5はそういった問題を解決する。
このように、xfy EE 1.5は企業の効率・経営のスピードを上げていくことを可能にし、「スピードはまさにここに来て競争力であるといえる」と主張した。
日々変化するビジネス環境の中で、さまざまなデータがある。ある売上データは商用DBにあるかもしれないし、ある顧客情報はEメールの中にあるかもしれない。また、Office文書のなかに販売計画の大切な情報が入っているかもしれない。そういった情報を統合して一つにしていくことに、xfy EE 1.5の真骨頂がある。これにより、部門ごとに断裂してしまった情報を統合する効果も期待できる。
また、XMLの技術を使っているソフトウェアは現在たくさんあり、時代はすでにXMLの時代に突入したと考えている、とも述べた。
パートナー企業との協業に関しては、各社の得意分野でxfy EE 1.5の戦略を一緒に考えていく方針を述べ、実際に様々な産業・業種における協業が順調に進んでいるという。ビジネスパートナーのタイプとしては、ハードベンダー、SIer、Distributer、コンサルファームと、幅広く協業を進めている。ワールドワイドでは、現在約40社と契約を完了しているとのこと。
最後に、xfy EE 1.5の価格を紹介した。
名前 | 価格 |
xfy Enterprise Edition 1.5(Webサービス用のアダプタ含む) | \7,500,000(1サーバ/50クライアント) |
xfy Adapter 1.5 for DB2 9 | \1,000,000 |
xfy Adapter 1.5 for Oracle Database 10g | \1,000,000 |
名前 | 価格 |
サポートデスク・サービス | 製品正価の20% |
プログラミングインシデント・サービス | \200,000(5インシデント) |
\360,000(10インシデント) | |
プロフェッショナルサポート・サービス | \500,000(1人月) |
名前 | 価格 |
テクニカル&システム開発コース | \150,000(2日間) |
プログラミングコース | \150,000(2日間) |
今回紹介されたxfy EE 1.5の魅力を踏まえると、エンタープライズ分野において少なからず影響を与えることは間違いない。今後目の話せないフレームワークの一つと言えよう。