業務やキャリアアップのために高度な数学を学びたいと思っても、それを理解するためには基礎的な数学の知識が必要です。微積分や確率など、その多くが学生時代に学んだもの。翔泳社では、忘れてしまった数学を復習したい方のために『数学大百科事典』を12月19日に発売しました。
『数学大百科事典 仕事で使う公式・定理・ルール127』は、中学や高校で学んだ基礎的な数学の公式や定理を解説した1冊。127個の数学理論を一覧できるため、リファレンスとしても活用できます。
微積分やベクトル、確率、統計など、IT技術者がよりよい仕事をするには数学の知識が不可欠になっています。便利なツールやライブラリに頼れば事足りるかもしれませんが、数学を知らなければそれらを作るような仕事はできないでしょう。もちろんITに限らず、あらゆる分野で教養として基礎的な数学を知っておくことが業務やキャリアアップにおいて強みになります。
本書では忘れてしまった中学数学から復習し、高校数学の基礎をメインに解説していきます。できるだけ手軽に学び直せるように専門書のような記述は避け、要点を効率よく理解できる解説を心がけました。
「数学は難しい」と思いながらも、仕事のため、あるいは将来のために学び直したい方にお勧めです。
目次
Chapter 01 中学数学の復習
Chapter 02 1次、2次関数と方程式、不等式
Chapter 03 指数、対数
Chapter 04 三角関数
Chapter 05 微分
Chapter 06 積分
Chapter 07 高度な微積分
Chapter 08 数値解析
Chapter 09 数列
Chapter 10 図形と方程式
Chapter 11 ベクトル
Chapter 12 行列
Chapter 13 複素数
Chapter 14 確率
Chapter 15 統計の基礎
Chapter 16 高度な統計
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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