アドバンスソフトウェアは、Java環境に対応した高速Excelファイル生成コンポーネント「ExcelCreator for Java」の、PDF、HTML出力機能を追加した最新版(Ver1.1)を、2月7日に発売した。
「ExcelCreator for Java」は、Java EE、Java SE環境で作成したプログラム中から、Excelファイルを生成できるコンポーネント。
Excelファイルの新規作成、既存のExcelファイルへの上書きや別ファイルへの保存に対応しており、目的のセルに対するデータの設定、セルの書式、計算式、画像、オートシェイプなどの設定、シートのコピー、行、列の挿入/削除などをシンプルなコードで実現できる。
実行環境へのExcelのインストールは不要で、独自の技術でファイルを生成するため、100万セル(10000行×100列)にランダムな数値データを書き込むのにかかる時間は4秒程度と、非常に高速な処理速度を実現している。
今回発売したVer1.1では、「Excel 2019」に対応するとともに、PDFファイルやHTMLファイルへの出力が可能になった。
対応OSは、Windows 10/8.1/8/7(SP1以降)、Windows Server 2019/2016/2012 R2/2012/2008 R2(SP1以降)/2008(SP2以降)、Red Hat Enterprise Linux 7.x/6.x、CentOS、Ubuntu。対応Java環境は、32ビットVM、64ビットVMともにJDK 9.0/8.0/7.0。対応Excelバージョンは、Excel 2019/2016/2013/2010/2007。
開発ライセンスは1クライアントあたり税込43200円。「ExcelCreator for Java」を組み込んで開発したアプリケーションをサーバに配置して使用する場合に必要なサーバライセンスは1サーバあたり税込129600円。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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