Gincoは、日本マイクロソフトと提携して、ブロックチェーンサービス開発時に必須なノードのホスティングとAPI提供を行う「Ginco Nodes」の試用キャンペーンを、2月19日に開始した。なお、「Ginco Nodes」β版は現在開発中で、3月初旬のローンチ予定となっている。
「Ginco Nodes」は、日本初のブロックチェーン・フルマネージドなノードホスティングサービスで、サービスのインフラにかけるコストの変動費への変換を可能にし、柔軟かつスピーディな開発を実現する。
構築や維持・運用が面倒なブロックチェーンノード、トランザクション監視APIに「Ginco Nodes」を利用することで、ブロックチェーンサービス開発時の難所とされているポイントでも詰まることなく、ただちにサービスを立ち上げられる。
1年以上にわたる「Ginco」アプリ提供で培ってきたノウハウを駆使することによって、高い水準でのインフラ冗長性を実現しており、可用性は99.99%超となっている。また、日本リージョンから提供するため、レイテンシ(遅延)を感じさせないインフラを提供する。
「Ginco Nodes」を導入することによって、ブロックチェーンサービスの開発者は、システムの開発コストや維持コストを大幅に抑えつつ、Bitcoin・Ethereum・XRPといった複数のブロックチェーンの機能をフル活用できるようになる。
2月19日時点では、CryptoGames、double jump.tokyo、Etheremon、catabira、スマートアプリといった企業が、「Ginco Nodes」の導入を予定している。
なお、現在提供中の試用キャンペーンでは、2月28日までにフォームから問い合わせを行った事業者を対象に、「Ginco Nodes」を1か月間無料提供する。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です