米GitHubは、「GitHub Desktop 2.0」を6月5日(現地時間)にリリースした。
「GitHub Desktop 2.0」では、作業が未完了でコミットできない状態の場合に、変更を新たなブランチに適用するか、作業中のブランチに保存するかを選べるようになっている。
また、マージコミットのないクリーンなコミット履歴を求めるユーザーからの意見を受けて、コミット履歴をクリーンな状態に保つことを可能にした。なお、これまでのブランチをマージするワークフローも引き続き利用できる。
コラボレーションに関連する機能としては、絵文字、GitHubユーザー名をメンションするだけでコミットの共同作業者を選択可能な機能、コミットを完了すると次の推奨手順を添えて作業をプッシュできる機能が追加された。また、他のユーザーと共同で完了した作業のクレジット共有も、これまでより容易になっている。
GitHubでは、「GitHub Desktop」によるローカルマシンでの生産性のさらなる向上を目指して、その第一歩としてGitHubと「GitHub Desktop」間での、プルリクエストの緊密な統合を進めており、GitHub.comからのすべてのプルリクエストを「GitHub Desktop」で開いて、ただちにローカルでも作業できるようにする。
さらに、今後はレビュー中の動作テスト、コミット追加、マシン上でのコード確認にも対応していく。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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