
最新版は.NET Framework 4.8をサポートし新たなコントロールを追加
「ComponentOne 2019J v2」では、すべてのエディションで最新の「.NET Framework 4.8」に対応した。
また、Windows FormsではOffice 2019(Office 365)スタイルの新しいリボンコントロールが追加されたほか、Xamarin.Forms/Xamarin.Android/Xamarin.iOSでPDFの表示、ページナビゲーション、テキスト検索をサポートする「FlexViewer(フレックスビューワ)」コントロールが追加されている(どちらもベータ版として提供)。
グリッドコントロール「FlexGrid」の機能強化としては、Windows Formsにはグリッド上に合計・平均・最小・最大といった集計結果や、計算式を使用して各列の合計値を固定行または最終行として表示可能なフッタ機能が、ASP.NET MVCには検証エラー発生時にHTMLコンテンツやスタイルが設定したツールチップを表示する機能を新たに搭載した。
さらに、円グラフコントロール「FlexPie」において、1つのプロット領域に複数の円グラフを表示できるようになり(Windows Forms、WPF、UWP、ASP.NET MVCで利用可)、Windows FormsのFlexPivotコントロールでは文字列・数値・日付などをフィールドのグループ範囲として設定可能になり、ASP.NET MVCのOLAPコントロールではツリービューのようなアウトライン形式をサポートしている(FlexPivot/OLAPの機能強化はEnterpriseエディション限定)。
ほかにもASP.NET MVCでは、Razorページでもコントロールウィザードを使用して既存のコントロールを追加・更新できるようにするとともに、クラウドのストレージに対してCRUD処理を実施するAPIが追加された。